ノーイングリッシュ×2人
もともとよく道を聞かれるなあと思ってましたが、私は「外国の人に道を聞かれる」率が半端じゃないです。
もちろん英語でやりとりできるはずもないので、地図書いたり一緒に電車乗ったりホテルまで案内したりと。色々です。何故なんだ。
昨日はまたしても外国人男性にホームで難波までの行き方を聞かれ、説明する自信もなかったし途中までは自分も行くので、そのまま一緒に電車に乗りました。
ちなみに以下は
『僕は英語が喋れません』
「あ、ミートゥです」
な2人の片言英会話です。
彼はかなーり英語にクセが合って聞き取れないのです。
『(JRラインパスを出す。名前と国名が書いてある)僕ここから来たよ!アルゲリーノ!』※意訳
「(どこだこれ)」
『知らない?南アメリカにあるよ!僕はスパニッシュ』※意訳
「(南米でスペイン系の国ってどこだっけ)へえー、スパニッシュ!」
『日本でやってるワールドカップ知ってる?フットボール(パーカーの胸に付いたエンブレム指す)』※意訳
「(瞬時に日韓W杯と勘違い)え、あなたフットボールプレイヤー?ワールドカップ出たの?」
『ノーノー。僕はファンだよ。広島、長居、横浜に行くんだ』※意訳
「あ!クラブワールドカップやってるね!サンフレッチェ広島!」
『イエス!』
ここでやっと話噛み合う。
※要約してますが実際はこんなスムーズに会話できてませんし、私は半分日本語です。
もし同じ車両に英語ペラペラな人いたら、さぞおかしな会話になっていたことでしょう。
一生懸命英語で話す彼に、「わざわざ応援しにきたの?遠くから大変やねー」とか思っきり日本語で返事してるし。
『僕の国、ここ。アルゲリーノ。知ってる?』※意訳
ちょっと悲しそう。
「…ごめんね、知らない」
ますます悲しそう。
『日本では有名じゃないの?アルゲリーノ。マラドーナ、メッシ…』
ああ!
アルゼンチンだ!
”アルゼンティーナ”だったのか!
私の耳には《アルゲリーノ》としか聞こえず、まだまだ世界に知らない国があるんだなあと勝手に思いこんでました。
そりゃアルゼンチン知らないって言ったら悲しそうにされるわな(もしくはこいつは地理を知らないと思われてるか)と合点がいき、
「知ってるよ!日本でも有名!イエス、マラドーナ!」と笑顔でフォロー。
その甲斐あってか彼もにこにこ。
ああ良かった。
後で調べたらアルゼンチンのチームが出てたんですね。知らなかったのでえらく遠回りな国際交流となりました。
マラドーナに感謝。グラシアス。
てなわけで。リバープレートサポーターの皆様、決勝進出おめでとうございます。
明日からまた環状線内がアルゼンティーナ祭りになるのでしょうか(今日夕方、乾杯&大合唱が始まっていた)。
追記
マラドーナの画像検索結果、面白すぎ。
ナカノパイコとわたし。
話題に乗り遅れた感がすごいですが、敢えて今頃書きます。書きますとも。
Mayの過去作品に出演してくれていた中野π子さんが、Mayに入団する事になりました。
という訳で以下敬称略です。
中野π子です。どーん。
※ブーメランパンツ稽古中
実はパイちゃんとは長いお付き合いです。なんともう10年以上になるので、私のすぐ下の後輩・柴崎辰治も知らないMayを知っている貴重な人です。お恥ずかしいところもたくさん見せたと思います。
そういう意味では、今から新たに劇団員としての付き合いが始まるのは不思議な感じです。
客演としてMayの作品にも多数出演してくれています。タイトルに添って、『中野π子と私』な写真を。
再演・風の市では妹役のパイちゃんの話を聞き↓
↓「凍れる夜」では石をなげられ
↓ついにナイフを向けられる。
あれ、なんか毎回不穏な感じ。
とはいえ舞台上ではわりと絡んでいるはずなのですが、稽古場日誌でのパイセン評では
「謎」
とばっさり言い切られていて笑いました。しばらく謎を解かない方向でいきます。
で、パイちゃんとの思い出いろいろ。
◎『ボクサー』千秋楽・開演直前の袖口で、もう完っ全にお別れのテンションで
「ほんとにいろいろお世話になりましたぁ〜」
と頭を下げられ、ご丁寧にありがとう…いや待ってパイちゃんあと1回あるよ!と思いつつ、「いえいえ、こちらこそ」と大人対応しちゃった事や。
◎数年前。フライヤーに載せる名前や所属の確認でメールを送ったら、
「名前を中野ヘドロスキーに変えようと思うんですが、どうでしょう?」
とお返事が。
劇団員となった今なら「知らんがな」で一蹴するかもですが当時は真剣に相談されているのかボケなのか判断つかず、しばらく悩んだ結果「変えたらまた連絡ください」と大人対応しちゃった事などが思い出されます。
↑これを書くにあたって本人に、改名候補の名前ヘドロスキーで合ってたかメールしてみると、「なんでしたかねぇ…そんなこともありましたねぇ」とまさかの忘却の彼方。
続けて届いたメール。
なにその新情報!知らんがな!
(とはいえ『平等院鳳凰堂π子』はかなり心惹かれました)
色々書きましたけど、パイちゃんはとても繊細で真面目な人です。意外にシリアスな面も垣間見えます。
思い立ったことをまずはやってみよう!というアグレッシブさの持ち主でもあります。
今回の募集も人を介さず直接メールで応募して、ミーティングで会った時もきっちり志望動機を語ってくれました。
団体行動が苦手と聞きましたが、敢えて挑戦してみようとするその心意気。
今迄Mayにいなかったタイプの団員でしょう。新しい風、もしかしたら豆台風かもしれません。
でもその突風が力になり、団体としても新しい場所へと向かっていけるのではないかと思います。
今後共、中野π子並びにMayをよろしくお願い致します。
★Mayでは引き続き劇団員を募集しております。
応募要項はこちらから
稽古場日誌
お蔵入りに光を。
iphoneのカメラロールに、ああこれ稽古場日誌かブログで使おうと思いつつ日の目を見ることのなかった写真が山程あります。
今回はそれを野に放ちます。
時系列バラバラですが、May団員や舞台裏のあれこれです。
ではスタート。
◎劇団タルオルムさん
『四神四季』受付。
ゆうじさんにネクタイを直してもらうキムさん。
半年後。
◎『零度の掌』東京 パンフ撮影
ゆうじさんにネクタイを直してもらうキムさん。歴史は繰り返す。
感謝を込めて座長が一礼
◎『零度の掌』大阪・東京
とにかく毎稽古毎公演、担当小道具の大荷物を準備する荷物女優の私。
2ヶ月後。
◎『メラニズム・サラマンダー』
◎凍れる夜
稽古初期。
大きいトッケビ、シュミレーション中。
製作中。
大きいトッケビ、首がのびーーる。
何かの祭りのよう。
本番直前。
大きいトッケビ、毛を刈られる。
※楽屋トッケビ毛まみれ。
このシリーズまたやります。
薄いあいつがやってきた。
あなたの一挙手一投足、突然投げかけてくる理解できない言葉、いつもと違う表情に悩まされる日々。
どうして昔のように上手くいかないの?
私が歳を取ってしまったからなの?
というのも、
新しいパソコン来たる。
2週間この子に振り回されております。
長年使い続けたMacがついに壊れ、以降ゆうじさんご夫妻のご協力(使ってないノーパソをお借りしました)で諸々乗り切ってきましたが、さすがに購入しないと駄目だ。という訳で。
ディスプレイすごい綺麗だったのですが、ちょっと予算的に厳しかったのでこれは「見なかった事」として諦めました。
感想は、
「薄っす!ペラペラ!」
でした。
私はパソコンに非常に疎いです。長年使ってるのに。
今もまだ余計なものを触れずにいます。なんか色々ありすぎて。こわい。
「化石」と言われたMacを使い続けた自分に取って、あいだ数年間をすっとばしてやってきた新しいパソコン。
おいつかない。
しかも急ぎの印刷物を作成する用があり、
「あれ、アイコンが変!」とか
「ファイルが違う形式で開く!なに!」
「いつもより文字粗い!なんで!」
など初歩的なとこでてんやわんや。
機器がどんどん進化していくのも確かですが、使い手側の自分にも知識の土台がない。というのを痛感した2週間でした。
付け焼き刃ではなく、ちゃんと勉強しないとね。
基礎から見直して行こうと思います。
そして今回急ぎで作ったものは!
劇団員募集のチラシです。
来週辺りから配り始めます!
見かけたら是非お手に取ってご覧ください。
★劇団員募集要項はこちらから
★過去公演稽古場日誌はこちら
募集について。
劇団員募集についてのお話を。
すでに何件かリアクションを頂いております。ありがとうございます。
Mayを観て頂いた事がある方はともかく、まだ観た事がない方、未経験者の方はいろいろとご不安な点があるかと思います。応募にあたり、どうしても気になる点やご質問があれば、どうぞ劇団までお問い合わせください。
新しい出会い。やはり人と人は会って話してみないと解らないものです。
実際お会いして、「あ、なんかここは自分には合わないな」とお思いになる事も勿論あるでしょう。
私個人の見解ですが、その時は入団しない。という選択肢もありだと思います。それは自由です。
少しでもご興味を持って頂いた方は、まずはお会いした上で、 双方の気持ちや条件をお話できれば、と思っております。
たくさんの方にお会いできますように。
お待ちしております。
私は若い頃、映像製作や写真の方面へ進みたい時期がありました。
専門学校などの資料を集めていたころ、偶然Mayの公演をお手伝いする機会があり、そのまま現在に至っています。
最初はお手伝いだったので、まさか自分が舞台に立つとは夢にも思いませんでした。
更に数年後、写真を撮ったりフライヤーを作ったりするようになりました。
回り回って、最初の夢が叶ったのです。
人生とは解らないものですね。
応募要項はこちらから